こんにちはDr フットです
靴を作って40年の私が靴づくりから見た足の健康をお届けしていきます。
これを見て頂ければ足の痛み~腰の痛みの原因や対処の仕方、靴と足の関係、
今の靴でいいのか、など様々な足と靴から発生する問題を解決していくことができ、
いつまでも健康で歩ける足、脚、腰を保っていけるはずです!
皆さんも一緒に足からの健康を取り戻し、明日の一歩を歩いていきませんか!
土踏まずが足の健康を決める!
私は女性のパンプスを40年間作ってきました。
そして約20年前にあまりにも多い足の悩みに驚きました。
色々な機材や靴を作ることに約3年と数千万円の型代やパーツ代をかけて「REFREX」という靴を世の中に投入してきました。
その靴作りにおいて分かったことが沢山ありました。
そして最たるものが、土踏まずが体を健康に支えてくれる大きな役目をしているという事でした。
今の靴は土踏まずをうまく使っているの?
女性パンプス
その当時は足を長く見せるためや、格好を良く見せるために9cmのヒールパンプスとか、
細身のパンプスが本当に多かったのです。
そしてその弊害として足が痛い、肩がこる、腰が痛いetc・・・・
そんな悩みが多く困っている方も本当に多くいらっしゃいました。
ではなぜ女性のパンプスは足が痛くなるのでしょうか。
現在の製造方法などはこちらを参考にしてください
足と靴 靴業界40年の知識をお教えします|靴のちょっとした歴史と作り方
靴の製法だけでは痛くないくつは殆ど作れないのです(個人差はあります)
それはやはり個人の差を埋めることが市販靴ではできないからなのです。
しかしある要素の中敷きを使えばそれが軽減できるのです。それが特許申請をしているこの考え方です。
このことが土踏まずと大きく関係してくるのです!
一般靴
こちらもパンプスと同様に土踏まずで足圧、体圧を分散できるようになっていないのです。
メーカーは色々なデータを持っています。が
靴を作っていく過程でやはり作りやすさも加味しなければなりません!
その結果靴作りは殆どここ数十年変わってはいないのが現状なのです。
例えば一般に行われている吊りこも方法もセメンティング製法といわれる製法で、中底といわれるものとアッパーを糊で吊り込んでいくといった製法です。
この製法の利点は量産が可能であることと、中底により帆形成の向上があります、しかし足には沿いづらくなるといった欠点もあります。
製靴上の問題でアーチがほとんど同じになっていることも原因だと思います
そしてその過程でここの人たちに合うことを妥協するしかなくなるのです。
土踏まずの位置、肉のつき方、体重のかけ方、足の形状etc・・・
以前(20年ぐらい前)は靴の中敷きの中にはくぎ隠し(ヒールを打った跡を隠すもの)のところにパッキンと細長いスポンジを入れるぐらいでした。
しかし10年ぐらい前から、マザータッチ(低反発材)ソルボなどの衝撃吸収材を中底上部に(中敷きとの間)に入れています。
しかしあとはアーチクッションといわれる簡易式の土踏まずに充てるスポンジを入れているのが現状なのです。(特に女性ものに)
言葉は悪いのですがその程度でしか作られていない靴がほとんどなのです!
スニーカー
値段の違いに差はありますが、一般靴に比べると違います。
スニーカーにおいては他の靴とは若干違う方向に行っていると思います。
理由はマーケットが大きいので色々な投資や商品開発ができるのが大きな要素となっていると思います。
そして大きく違うことが製法ではないでしょうか。
ボロネーゼ製法(袋縫い)やインジェクション製法などの製法でより軽くすることができ、足形状に近いものが製造できるのです。
ここにおいてもできるだけ多くの人に合わすためにやはり絶対数(平均値)で作っています(これは悪いことではなく当然です)
その結果靴の特色は少なくなってしまいます。
此方もショップで見て頂けると分かりますが、ほとんどのメーカーの中敷き(インソール)は同じような物なんです!
答えは大量生産で絶対値(平均値)を求めてしまいます。
これは仕方のない現実なのです!
しかし他の物に比べれば「よし!」となっています。
コンフォートシューズ
今市場には大きな規模でコンフォートシューズといったカテゴリーで各スポーツメーカーも沢山の靴を出しています。
本当に皆さん色々な事を考えて作っていらっしゃいます。
軽くて、ソフトで滑らないetc・・・
コンフォートシューズといっても大きく言っても数種類あります。
足腰が悪い方が履くものから、ちょっとお買い物に行くときに履くもの
そして数年前に爆発的に売れたUGGのような靴もここに分類されるかもしれませんね。
しかしも違ったジャンルの靴を選んでしまうともっと疲れやすくなってしまいます。
このことも頭に入れて靴も選んでいきたいですね。
こちらのメーカーさんの作りを参考にしてください。
土踏まずがどうなればいいの?
土踏まずという名前はよく耳にしますがどんな役目をしているのでしょうか?
そしてそれが有ると無いとでは同んな違いがあるのでしょう。
土踏まずって何なんですか?
土踏まずとは呼んで字のごとしで土がつかない所(状態)
人間は二足歩行する動物であり、歩く際には足を交互に踏み出して歩みを進めます。
このとき重要な役割を果たすのが足裏です。足裏は着地したとき最初に衝撃を受ける部位になります。
足裏の中でも、地面から伝わる衝撃を和らげる機能を司っているのが土踏まずです。
この窪みは足裏のアーチ構造によって生み出されている点に注目です。
足裏がアーチを描いているおかげで、地面から伝わる衝撃が緩和されます。
アーチが無い状態、いわゆる扁平足になっている人は、アーチがある人に比べて強い衝撃を受けてしまうのです。
衝撃が緩和されないまま歩き続けると、足の疲れや腰痛といった症状に悩まされることになります。
そのことをしっかりと理解してくださいね。
足の裏のアーチ
足裏には全部で3つのアーチが存在します。最もよく知られているのが、足の内側を縦方向に走っているアーチです。
内側の縦アーチは、いわゆる土踏まずを形成しています。
足裏で一番大きな窪みを作り上げることで、地面から伝わる衝撃を吸収するのが基本的な役割です。
内側縦アーチの反対側にも、同様の縦アーチが存在します。
足の外側にあるアーチは、身体を支えるのが主な仕事です。
二足歩行でもぐらつかずに歩くことができるのは、外側の縦アーチによる部分が大きいといえます。
3つ目のアーチがあるのは、足指の付け根です。
こちらのアーチは横方向に走っており、足指がしっかりと地面を捕まえるのを補助しています。
このことが歩くことにおいて重要な事なのです。
足は踵の外側で立っています
よく勘違いをされますが足は踵の外側の部分で立っているのです。
そしてその位置が一番土踏まずが出来上がる状態なのです。
この状態を保つことができれば歩行はスムーズになるのです!
足はこの運動をしていることが本来の動きであり、自然なのです!
こちらも同じなのです。
この動きや態勢、位置が人間が二足歩行をしている重要な事なんです。
そしてこの動きをスムーズに動かしてあげることによって、疲れ憎く、健康な歩きをできるのです。
どうすれば痛くない足と靴とインソールと出会えるの?
まずは専門医の方々が足を知っていらっしゃると思います。
そして現実的に毎日足を診断しているのも、専門医の方でしょう。
今色々なところでオーダーメイドインソールが話題になっていますが、
確かに足の裏の形は色々な方法で取ることができるのですが、
それだけでは違ってきませんか?
確かにインソールが靴の履きやすさを決めてくれます。
市販の靴にしっかりと考えられてインソールが入るだけで数段違った履き心地と
健康状態に導いてくれると思います。
今履いている靴に違和感や痛さを感じている方は、インソールを入れることもいいと思います。
そしてそうゆう方がたにお勧めできるのがこちらのインソールではないでしょうか。
スーパーフィート インソール トリム ブラック BLACKこのインソールで一度試してみてはいかがでしょうか。
足のが元気になってくれて、もう一歩先まで歩ける!
そんなインソールであってほしいものですね。